6/6からの2週間限定特別上映『赤毛のアン グリーンゲイブルズへの道』を観てきました。

子供の時に感じたものは、年を重ねてもあっという間に当時の感性に引き戻されますね。
当時、何だか子供心にすごく心地良くて好きだった”音”
馬車の音、靴の音、食器を洗う時の食器がカチャカチャぶつかり合う音や水の音、井戸から水を汲む音…
本当は男の子の養子が欲しかったカスバート兄妹のところに手違いで来てしまったアン。
孤児院に帰されてしまいそうになる時のマシューの切ない表情と仕草。
いつもは厳しく、女の子はいらないと思っていたマニラが、アンを引き取ると決心した場面。
忘れかけていたものが昔のまま蘇ってきました。
そして当時テレビで見ていたのとは違って映画館なので最高の音響🎶
実は音楽も素敵だったということに今になって気付きました。
宮崎駿さん、高畑勲さんが関わっていたことも改めて感慨深い。
もう絶版になっているであろう母に買ってもらった小学生向けの本を読み、図書室でも借りて読み、学生時代に少しずつお小遣いを貯めて買った赤い背表紙の新潮文庫のアンシリーズ。
(村岡花子さんの翻訳でした)
後に松本侑子さん、掛川恭子さんの翻訳でも読みました。
現在では家にあるアン関連の本はこれだけ。初めて読んだ村岡花子さん翻訳は昔処分してしまいました😭
掛川恭子さん翻訳は第一巻のみ。
松本侑子さん翻訳(日本初完訳)はこの先も揃えたい。
『輝く湖水』
『歓喜の白路』
『腹心の友』
『恋人の小径』
『お化けの森』
美しい島の風景にアンが命名したものは、翻訳者によって違う表現になっているけれど、個人的には初めて読んだ村岡花子さん訳の印象が強くて、この呼び方がしっくりきます☺️
アンみたいに想像や空想ではないけれど…
楽しもうと決心すれば、たいていいつでも楽しくできるものよ
アン・シャーリー
いつかプリンスエドワード島に行けることを夢見つつ、映画の余韻に浸っています。
いつか必ず一度は行ってみたい場所です。
…日本全国車中泊旅をしていても、ここはさすがにキャンピングカーでは行けない。
これからくるま旅以外もできるといいな。
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