最近のAudible。
なんだかバタバタしていて、思うように本が読めない中、家事をしながらサラッと聴けるものを選んでいるこの頃。

単純にタイトルに惹かれたのと、原田ひ香さんだからきっと好きだ!と思ったから。
「図書館」といっても、会員制の夜だけしか開いていない図書館。
有名作家が寄贈した蔵書のみ。
有名作家がプライベートでどんな本を持ち、どんな本を読んでいたか?
それってものすごく興味がわく。
どんな本を読んでいるかで人となりがわかったりするし、誰かの作品に影響された作家がまたさらに次の作品に繋げていく。
時代を超えて、形を変えて、物語が未来に繋がっていく。素敵。
読み(聴き)始めてからすぐに、「赤毛のアン」の物語に出てくる、
“鞄の取っ手が壊れやすいからコツがいる”
というシーンを再現した場面が登場して心を鷲掴みにされました😆
蔵書を管理する図書館だからこその「掟」のようなものがあり、あれこれ起こったりもするのだけれど。
スタッフも様々。
様々な過去を持つ人々のところにオーナーから直接届く「夜の図書館で働きませんか?」というメール。
オーナーの正体はベールに包まれ、支配人だけが知っている。
集められたスタッフはみんな個性的で、でもみんな本に対する愛情はもちろん、人柄はとてもあたたかい。
そのスタッフのあたたかさを象徴するかのような図書館の食堂で出てくるメニューが食欲をそそります。
専任の調理スタッフが作るメニューすべて、
「本の中に出てくる料理」
図書館の中で、図書館のスタッフが、本に出てくる料理をみんなで食べる。
ストーリーを語りながら、なんてすごく楽しそう!
ちょっとした、いや、毎日が「お食事付き読書会」って楽しそうすぎる!
最後にはオーナーの正体も明かされ、図書館の謎も解かれていく。
蔵書って本好きにとっては憧れ。
いつか図書館のように、自分の本棚、自分の本部屋が作れたらいいのに。
ていうか、そんな広い部屋はない…😓
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