2025本屋大賞作品『カフネ』
念願の聴了!
昼間は家事をしながら、夜はベッドに入ってからも一気に。

「カフネ」はポルトガル語で、「愛する人の髪にそっと指を通す仕草」を意味する言葉です。頭をなでて眠りにつかせるような、穏やかで愛情のこもった行為を指します。
どんな話か見当がつかなかったけど、
「愛おしい」がたくさん詰まった物語でした。
恋愛(同性異性問わず)夫婦愛、友情、親子愛、兄弟姉妹愛、究極の人間愛。
たくさんの「愛おしい」という感情。
心躍るものもあれば、愛するが故に心を引き裂かれるような切ないものある。
本来の自分と周囲から求められている人間像のギャップに苦しみながらもそれに応えようとする者。
自分を後回しにしても懸命に愛を与える者。
愛に囚われて愛憎となってしまう者。
あまりに多い愛という形を思い知らされました。
安易に語れるものではないし、語ってはいけないもの。
美しいだけではない愛の形。
愛とは感じるもの、心に響いてくるもの、湧き出てくるもの、高鳴るもの、抑えきれないもの、自己犠牲に近い与えるもの。
形にできると思っていたなら、それはもしかしたら本物の愛ではないかもしれない。
今回の朗読者(岸本百恵氏)とても聴きやすかった。
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